タミフルの副作用は注意して使えば問題ない?
2019年07月31日
冬には40度近くの高熱に悩まされ、学校や職場を休む人も珍しくありません。
この40度を超す流行感冒症は多くはインフルエンザ感染という事ができます。
日本の冬は寒さが厳しく、摂氏零度になる事も珍しくありません。
こうした寒さが厳しくなると同時に空気が非常に乾燥する様になります。
湿度が低く、乾燥した環境はインフルエンザウイルスにとって好都合と言えます。
活動が活発になり、人の体にも侵入しやすくなります。
またインフルエンザは人から人に簡単に感染してしまう特徴があります。
感染者のくしゃみや咳などの飛沫によって簡単に他者の口に入り込んで次第に肺でウイルスが大増殖をはじめるようになります。
そのことで学級閉鎖に追い込まれたり、職場が円滑に機能しないことも多々あります。
インフルエンザに感染したらそのまま放置してはいけません。
ますます体内でウイルスが増殖し、症状が重症になり肺炎や脳症に陥る人もいます。
高熱が出た段階で、インフルエンザの可能性を視野に入れ早急に医療機関を訪れることが大事です。
医療機関では肺でのウイルスの増殖を食い止める専門治療薬タミフルを処方してもらうことができます。
タミフルを飲むことでウイルスの増殖が食い止められ次第に熱などもとれるようになります。
しかしタミフルは誰にでも適応でき、効果を最大限発揮するものではありません。
タミフルは10代の青少年に服用させた時に稀に副作用が見られるケースがあります。
幻覚、幻聴、奇行を起こすことがまれにあります。
しかし確率的には非常に低い為に、親がきちんと監視して服用させれば問題ありません。
しかし心配がある場合には同じ効果が期待できる、リレンザと言う薬を処方してもらい治療すると良いでしょう。